介護士

介護の仕事現場は女性中心~男性が増えなければいけない理由とは?

旦那が介護の仕事に就いてから、施設の話をいろいろ聞かされるようになりました。
この職は女の世界なんです。
介護の仕事って利用者さんの生活面のお世話をすることです。これっていつも女性が家でやってることに近いことばかりです。
だから、募集にも男女どちらでも良いか女性のみを募集ところもあるほどです。

介護士
そのため、女性が強い世界なんです。看護士の世界のようなものです。
かといって女性特有の決め細やかなサービスが実践できているかというとそうでもないです。
女性はプライベートでは真面目ですが、仕事になると上手くサボって楽をする、そんなところを持っています。
そして意外に普段の生活ではなにもしない男性のほうが仕事となるときっちりやる、そういうことってあるんです。
旦那の行った施設でもそんな感じで、しかも介護の世界は給料が男女平等で、同じ金額になっています。
だからわりと口だけ出してなかなか働かないのは気が強くて態度の大きい女の人って相場は決まってました。
だけど、旦那がいうには意外に介護職は男が多くないとやっていけない、これからは特に。
だって大人をベッドから起したり抱きかかえたりするんです、これってかなりの重労働です。
しかも、昔の人よりもどんどん体型が大きくなってきてるし、体重も重くなってきてる現状なんです。
実際にお風呂に入れる役目は男性中心となっています。
30人以上もお風呂に入れるなんて女性では到底無理でしょう。

介護士
介護は力仕事なんです。だから男の人が増えていく必要があるんです。

ストレス

「母親に死んでほしい」~介護者の悲痛な現場の声

ヤフーニュースで衝撃的な文字を発見してつい見入ってしまいました。
「母親に死んでほしい」介護者の葛藤。

母
このタイトルだけ見ればなんてひどいと思われるかもしれませんが、これが介護者の現場の声です。
でも、そういえるようになったのもごく最近のことです。
以前は自分の親がボケたら看取るのは当然なのが世間の考え方でしたから。
この言葉はNHKで「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」の協力で615人の介護者にアンケートをお願いしたところ388人の人が回答した中の意見でした。
「母親に死んでほしい」とはっきり言わないまでも、「やはり死んでくれたら……」などの気持ちがあると回答した人はいました。
そして面倒見るのがどれだけ大変か、中には介護するために働けなくなった人もいる現状を訴えていました。
介護に疲れて自殺または殺人などの事件になるケースも増えてきて、でもそのおかげと言っては何ですが、介護者の大変な現状がようやく明るみに出てきてはいます。
だけど、一向に介護者が楽になったという声は聞かないのです。

ストレス
行政は介護支援を進めていくとは言いますが、今のところ大きな改革にはつながっていません。
ヘルパーを雇うとか、デイサービスに通わせるとかいささか楽になる方法はありますが、これが要介護度のランクによって受けれるサービスが変わってきます。
要介護度1ならかなり簡単な支援しか期待できません、最高でも要介護度5です、これを受けられるのはかなり難しいです。
つまり国の判定基準はきびしくて少しくらいの不自由なら頑張るように言われてるのと同じなんです。
だから大変なのに変わりないなら、「自分だけで介護しよう」「そのほうが他人を家にいれて気を使うよりずっといい」そんな考えを持つ人もいるのです。
そして「母親に死んでほしい」の気持ちが出てきてしまう。
そんな悪循環が今の介護の現場なのです。

夜勤

介護職に一番足りないもの、それは「給料」です。

旦那は介護職に一番足りないものは「お金」だといいます。
施設に便利な装備品なんかもそうですが、一番は「給料の低さ」のことをあげています。

給料
それはもちろん介護士でなくとも高い給料が欲しいのは当たり前のことですが、だけど介護士の場合やってる仕事の割りに低すぎると施設の中の人も含めて私の周りの人全部が言っています。
だって、給料だけでは生活が出来ないほどの安さなんですから。

世間では知られているかどうかわかりませんが、介護士の給料って恐ろしく低いんです。
どれくらい安いかというと、この世界は夜勤なしで、16万円くらいで、18万円あればかなりいい給料です。正社員で20万円以下が当たり前です。
しかも、毎年の賃上げは500円か、良くて1000円ほどです。
独身の一人暮らしでもかなり苦しいこの給料で、もし結婚してやっていくなど到底無理です。
子供が出来れば尚苦しくなるのに、これでは暮らしていけません。

私たち夫婦がこんな低所得で暮らしていけるのは、家のローンは終わっていて、子供たちももうすでに就職していて学費が要らない状態だったからです。
こんな理由で介護士の職を離れる人は沢山います。
確かに仕事内容や職場の環境や人間関係が理由でやめる人も多いのですが、一番の理由はこの給料の低さなんです。
では、結婚して子供もいる介護士の男性はどうやって暮らしているかというと、夜勤をやっています。
夜勤手当が一晩で7000円それをやって21万か22万にして食いつなぐようにして生活しているんです。

夜勤
昼間働いて夜も働いて次の日の休みは一日中寝て休暇が終わる、そんな人が介護の現場には山ほどいます。
こんな仕事につきたいと思う人が増えるわけないのです。

デイサービス

旦那が介護士になった理由について

うちの旦那は介護施設で介護士として働いています。

介護士
元々はサラリーマンでしたが民主党政権の時、あまりの不況で社長が会社を廃業させて仕事先もなく困り果てていきついたのが介護施設の仕事でした。
旦那はもう50代になっていたので年齢的にも再就職は難しくて、私自身がヘルパーをやってたので、介護の仕事ならある程度の年齢でも就職できる可能性が高かったので一応視野に入れてみるよう進めたんです。
ヘルパー2級の資格も取っておいて、一般の仕事と介護の仕事の両方の面接を受け続けて、受かったのが介護施設の仕事でした。
最初は介護士など男の彼がやっていけるのか心配でした、だって介護士って仕事のほとんどが下の世話です。
トイレに連れて行って下着を脱がせてやる、男だけでなく女の人もです。
オムツも替えてあげる、お風呂にも連れて行って脱がせて体を洗ってあげる、そしてまた服を着せてあげる。
髪もといてあげる、食事だって自分で食べられない人には食べさせてあげる。
こんな仕事って男の人のプライドが傷つかないかが心配でした。
けど、うちの旦那は意外とそれは平気だといって続きました。
彼の偉いところはこれはこれで世の中に必要な仕事だと割り切れるところでした。

デイサービス
給料の面では大いに不満がありますが、無職になるよりはましと考えるほかは無いのですから。